ギャラリーで見た作品の感想を友人と話していて考えたのですが、
目に映るものはすべて鏡なのかもしれません。
それが有名な芸術作品にしろ、そこいらにころがってる石ころにしろです。
見るということは、自分なりに推し量る行為です。
何かを感じたなら、そこには興味を抱くにいたる何かがあり、
準備ができていた、とも言えませんか。
つまらなかった小説を、月日を重ねて読み返し、気付くおもしろさに驚くこともしばしば。
見えなかったものが見えることは大きな喜びです。
何かが映るためには、時には教養も必要でしょうが、
多くは経験が加勢してくれるはずです。
しかし経験は邪魔もするので油断なりませんが。
でも実際にものを見て、
今の自分の状態がそこにあるのかも…、そう考えると少し怖くなります。
だってもし何も映らないなら、何も無いのでしょうから。
私の曇った鏡も、まだまだ磨かなくてはなりませんね。
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