2009年9月30日水曜日

生かされている

 
狭い道を譲ってすれ違う時など。

邪魔をしているのがこちらであっても、
多くの見知らぬ老婆はこちらに軽く頭を下げて通る。

当たり前の行為。染み込んだ所作。かもしれない。

でもそんな時、

  自分は生かされている。

  歳をとるのも悪くない。

そんなことを考える。

  目標125歳。

 

2009年9月26日土曜日

ラップトップラブ 1


いつものカフェでキーボードをたたいていた。明日までに送らねばならない原稿がまだ未完成なのだ。あせってはいないにせよ、時間がせまっている。今日は徹夜覚悟だな。あたりまえか。

コーヒーのおかわりをもらうためスタッフに声をかける。もう何杯飲んだか忘れるくらい飲んでいる。完全にカフェ中だ。

一息ついていると、店の入り口からお客さんが入ってきた。年の頃二十歳くらいか

若いお嬢さんのようだ。奥の一人掛けのソファに座った。長いストレートな黒髪の感じが今どきの茶髪のくそガキと対照的なのが印象深い。服装も地味なのに品があるように見えた。いやあれはきっと良質なものを着ているに違いない、そう勝手に解釈した。

店のスタッフが彼女に注文を聞きにいったところで俺は自分の仕事を思い出し、またキーボードをカタカタたたき始めた。するとこのキーボードをたたく音が別の方向から聴こえてきた。どこから聴こえているのか見渡すと、なんとさっきのお嬢さんではないか。ラップトップを開き、手慣れた様子でキーボードをたたいている。まあ今はだれでもパソコンを使う時代だからどうってことはないが、何か気になってしまう。さっきまでの集中力がなくなりそうだ。気持ちを切り替えて原稿に集中せねば。


2009年9月10日木曜日

夕景


美しいもの

美しいと感じる心

いいものはいい

そのままでいい

自然なままでいい

夕日は街を包み込むように照らしている