ずっと大好きだったものが急に嫌いになる経験をもつでしょうか。
恋愛の話に限りません。
飽きるとはまた違った感覚かもしれません。
飽きるのは自身の器の限界まで到達したからだと思うからです。
嫌いになるにはきっと理由があるはずで、
今までの大好きを砕く衝撃があったんだと考えてみましょうか。
大きな一撃か、じんわり小出しなのかは問題ではなくて、
今までの考え方を覆すか広げるかさせる衝撃です。
器に穴があいたか、器が大きく変化したわけですね。
考えてみると、
日々様々な物々を取り込んで細胞が入れ替わって変化していくわけですから、
昨日までの自分と明日の自分とでは別人と言えなくも無いのですね。
また自分という存在を認識しているのも自分か他人でありますから
きっと同じ物であろうはずは無いのでしょう。
そう考えると確かなものが何も無いようで不安になりますから、
すがる対象を探してしまうのでしょうか。
それが尽きぬ諸欲の根源なのかもしれないと密かに耽ってみたり。
生きるに欠くことのできぬものだと夢想したり。
少し前の長雨の憂鬱がこんなことを考えさせたのでしょうか。
今日の曇り空にはすこし晴れ間が覗いております。
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