フリーエディターのロール・モデルは森永博志さんになるのではないだろうか。誰よりも早く、遠くへ、深いところへ行って取材し、それを編集していいステージで発表する。誰よりもフットワーク軽く、メジャーとマイナーを往復して、ベストセラーと数百部限定を同時に手がける。
彼の活動は、社員編集者とも作家とも異なる、個人的なテーマをメディアを使って共同作業する醍醐味を示し続けている。
そして、その個人性と時代性のクロスする面白さも。編集という、どうしても一過性の題材を扱いがちな職業にあって、数十年間にわたって特定のテーマを追い続ける彼の情熱はどこからくるのか。高校生の時にドロップアウトし、東京、そして世界のスリリングなシーンを目撃し共同作業してきた筋金入りの「ドロップアウトのえらいひと」である彼のライク・ア・ローリング・ストーンな編集人生に尊敬し憧れるのは僕だけではないはずだ。
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